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そうしているうちに試合開始時間が迫ってきたので、再びレフトスタンド近くのブルペンへ。入場したときとはうってかわって人の群れができており、階段の上からのぞいてみると、レッドソックス先発の野茂投手が投球練習をしていた。それまでは外野でキャッチャーと遠投をしており、試合開始を目前にしてブルペンで最後の調整を行っていたようだ。
試合開始の10分くらい前になってようやくスタメン発表のアナウンス。まずはレッドソックスのスタメン発表だったが、え?もう終わり?というくらいあっさり終わり、いよいよマリナーズ。「No.51、イチローウ、スズキー!」のアナウンスと同時に球場内に響き渡る大歓声。私も拍手をおくりながら、イチロー選手がすっかりシアトルの人気者になったことを体感した。試合開始直前にはゲストによるアメリカ国歌斉唱。スタンド内を右へ左へ歩き回っている観客全員が足を止め、座席で会話や食事を楽しんでいた人も皆立ち上がり、中には胸に手を当てながら口ずさむ人も。アメリカ人がいかに国に誇りを持っているかをあらためて感じた。
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