その後、1回表の守備につくために、派手な音楽とともにマリナーズの野手陣が一斉にベンチを飛び出し、イチロー選手もライトの守備へまっしぐら。場内アナウンスでは外野手から紹介され、マリナーズのマウンドには、ここまで4勝負けなしの右腕シーリーが立ち、簡単にレッドソックスの攻撃を無得点に抑えた。
そしていよいよ初回マリナーズの攻撃へ。マウンドには日本人メジャーリーガーの先駆者であり、今季の初登板でノーヒットノーランを達成した野茂英雄投手。日本人のみならずアメリカ人も注目の対決が目の前に迫る。アナウンスと共にバッターボックスに向かうイチロー選手に、再び大喝采が浴びせられた。そして、日本で見慣れた素振り・屈伸から独特のバットの構えまでの動き。新天地でも打席に向かうイチロー選手のリズムは変わっていなかった。この場面、ファーストストライクから積極的に打ちにいくイチロー選手だけに、初球を打ってしまうのではないかと思ったが、初球はストレートが外れてボール。そして2球目、カーンといい音がしたが、打球は2塁手の正面へ。注目の初対決はセカンドゴロだった。
3回表、3塁打と犠牲フライでレッドソックスが先制。最初の3塁打はレフトポール際のスコアボードの上側に当たり跳ね返ってきたが、ホームランじゃないかとレッドソックスの監督が出てきた。すると場内から一斉に大ブーイング。飲み込まれそうなブーイング初体験だった。
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