グリーンスタジアム神戸とは

 神戸市須磨区に位置し、平成3年から16年までオリックス・ブルーウェーブがホームグラウンドとしていた。両翼99.1m、中央122mのグラウンドと35000人収容のスタンドを持つ。
 球場が完成した当時から外野は全面天然芝であったが、1999年のオフにそれまで人工芝だった内野も貼りかえられ、内外野全面天然芝に生まれ変わった。毎年新年の幕開けとともにその年を象徴するデザインで芝生が刈り込まれるが、2001年は干支に合わせて巳の絵と、「ひと・まち・みらい」の文字が浮かび上がった。


外野中央部に2001年の干支であるヘビの絵柄、ライト側に「V 2001」、
内野よりに「ひと・まち・みらい」の文字。内野には「BW」。 (2001.1.8)

 神戸市営地下鉄「総合運動公園」駅で下車して改札を出ると、すぐ目の前に球場が見える。駅と球場の間はベースボールストリートと呼ばれ、メガホン等の応援グッズが売られている。試合前にはネッピーやリプシーが歩き回っていたり、スピードガンコンテストが行われていたりしていた。
 試合中は7回裏の攻撃前に「ビクトリーマーチ」に合わせたネッピーリプシーのダンスが披露されたりしていたが、2000年から試合前のスターティングメンバ−発表時やBWの選手にホームランが飛び出した直後等に、下の写真のようにバックスクリーンの直下から炎が上がるようになった。外野席にいるとその熱気をじゅうぶんに感じることができた。

 球場の南東には、緑の森に囲まれた”自然のくに”が広がり、年に数回行われる花火ナイトデーのときはここから花火が打ち上げられた。1塁側2階内野席からが花火が一番よく見えた。

 96年の日本シリーズでは、ここの展望台にもたくさんの人が陣取っていたが、3塁側スタンドがじゃまであまりよく見えなかった。しかし、球場内の盛り上がりは感じることができた。
 また、球場北側の幹線道路をはさんだ北西側に同じ広さのグラウンドをもつサブ球場があり、99年まではウエスタンリーグのデーゲームが行われていた。