タイトル
3 May 2001 vs Boston Red Sox

 私がブルペンに着いたとき、佐々木投手はすでに全力投球しており、ブルペンの金網を通してその気迫がビシビシと伝わってきた。この回はイチロー選手のヒットからチャンスが広がり、ブーン選手の押し出しで点差が4点に。9回を抑えてもセーブがつかない点差になってしまったが、佐々木投手はブルペンにいたコーチから何か一言告げられて、そのまま力の入った投球が続いた。投球の合間に試合状況を見ていながら投球していたが、マリナーズは代打マクレモア選手が走者一掃となるツーベースを放ち10点目。電光掲示板には「Mac Attack」の文字が点滅して場内の盛り上がりは最高潮だった。
DAIMAJIN登場

 そして9回表、待ってましたとばかりにコールされてマウンドへ走っていく佐々木投手。テレビでもお馴染みの「DAIMAJIN」の点滅を受けて、場内スタンディングオベーション。点差は広がってしまったが、マリナーズのクローザーとして観衆に温かく迎えられる姿を見れて感動した。ファンの期待に応え佐々木投手は簡単にツーアウトを取り、観衆は三振でのゲームセットを期待して総立ちで拍手を送る。そこから2人にヒットを打たれてしまったが、最後の打者をファーストゴロに抑えてゲームセット。見事に快勝して、マウンド上でイチロー選手と佐々木投手が笑顔でハイタッチしていた。外はすでに雨がやんでおり、気持ちのいい夜が続いた。